「ものづくり」を身近なものに
一般社団法人 モノづくり支援協会は、川崎を中心とした地域への「ものづくり」教育・啓蒙を大きな目的としています。
私が子供のころ、身の回りには紙があり、木があり、工具や道具がありました。お店で売っているオモチャ類は少なく、いろいろなものを身近な材料で作り、遊ぶのが当たり前の日々でした。
子供の「ものづくり」以外でも、友人の家に遊びに行くと、友人の母親がカメラの部品を組み立てたり、造花を作ったりする内職をしていたりと、世の中で使われているものがどのような仕組みで、どのような部品で作っているかの一端を知る機会がありました。
振り返って今、「ものづくり」は身近なものではなくなってしまったと感じています。
ノスタルジーではなく、自分の手で何かを作ること、生み出すことの経験と喜び、楽しさを大切にしたいと考えています。
代表理事 五味渕 弘毅